近年、「産後パパ育休」などの制度整備が進み、男性が育休を取得することも珍しくなくなってきました。それでも、「本当に取得できるのか?」「仕事への影響は?」と不安を感じる方も少なくありません。そこで今回は、2023年度に育休を取得したステッチの男性社員2人にインタビューを実施。育休のリアルと、そこから見えた“思いがけない効果”についてご紹介します!社員プロフィール● Kさん:アートディレクター/取得期間 2ヶ月奥さまの里帰り出産に伴い、より多くのサポートが必要と判断し、取得を決意。● Mさん:プロデューサー/取得期間 3ヶ月初めての育児にしっかり向き合いたいという想いから決断。代表からの「ちゃんと休みなさい」という後押しも。厚労省の調査によると、2023年度の男性の育休取得平均は46.5日(約1.5か月)※。ふたりはその平均を上回っての取得でした。※厚生労働省「令和5年度 男性の育児休業等取得率の公表状況調査」引用育休を取って見えたもの、感じたこと育休期間中の生活はふたりとも想像以上に濃密だったようです。Kさんは「寝かしつけが本当に大変だった」と振り返ります。まるで背中にスイッチでもあるかのようにすぐ起きてしまう子どもに苦戦する毎日。それでも、奥さまに任せきりにせずサポートできたことには大きな意義を感じたと語っていました。Mさんは、育児に“断片的”ではなく“すべてに関わる”ことの大変さと意義を実感したといいます。「育休を取らなければ見えなかった現実があった。復帰後は、育児と向き合っている社員に自然とリスペクトの気持ちが生まれた」と語っていました。このように、実際に育休を取ることで初めて分かることや苦労が当然ながらあるようです。家族のため、そして取得者本人のためになる機会として育休の価値を改めて感じました。また、ふたりとも復帰後の働き方に変化があったのだとか。Mさんは育児へ向き合う時間を確保するために「定時内で仕事を終えるにはどうすればいいか」を強く意識するようになり、業務効率を高める工夫を模索するようになったそうです。Kさんは自身の不在中に業務を任せていた若手メンバーについて、「未経験の業務に取り組んだことで成長した姿に頼もしさを感じた」と復帰当時に感じた思いがけない変化を振り返りました。育休の取得が“育児に専念する期間”にとどまらず、“チームの成長を促すきっかけ“にもなったようです。育休に対する"不安"について今回のインタビューで印象に残ったことは、ふたりが揃って「育休の取得に業務面で不安はなかった」と話していた点です。その背景には、ステッチがリモートワークの環境を整えていたことがあります。コミュニケーションツールを活用した働き方を実践してきたことで、会話ログを遡れば十分にキャッチアップできる環境があったことが不安の払拭につながったのです。また、チームメンバーの反応も非常にポジティブで、「当然のこと」として受け入れられたことも心理的ハードルを下げる要因になったようです。育休の取得が特別なことではなく自然なことと認識されているステッチの企業文化を垣間見ることができました。育休は、取得者本人やご家族のためだけではないのかも。ここまで育休を取得した男性社員の声や体験をご紹介してきました。本文でもご紹介したように、育休は取得した社員やそのご家族のサポートのみならず、チームメンバーの成長や、自身の働き方改善にも繋がるケースがあるようです。業務効率向上の意欲が高まったMさんは、「前よりも最新のツールやサービスに注目するようになり、積極的に業務に取り入れる姿勢が身についた」とのこと。そして、会社にとって有益なものがあれば全体に共有していくという意外な好循環も起きたといいます。もちろん、すべての育休が同じような成果や変化をもたらすとは限りません。それでも、ステッチのように社員やそのご家族を自然に支える姿勢には、思いがけない可能性もあることを今回のインタビューで感じることができました。この気づきが、皆さまの働き方や職場づくりのヒントになれば幸いです。ステッチのブログでは、このほかにも社員の声や体験、社風をご紹介する記事を公開中です。ぜひこの記事と合わせてご覧ください!