「ヒトバタラジオ」は、株式会社ステッチが運営するポッドキャストです。採用・人材育成・組織づくりを専門とするキャリアコンサルタント・高瀬がパーソナリティを務め、各分野の実務家をゲストにお招きして、採用・組織・働くことにまつわるリアルな声をお届けしています。※本記事は、収録内容を文字起こしして記事化したものです。音声が聞きづらい環境の方や聴覚に障がいのある方にも内容をお届けするため、またテキストで読み返したい方にもご活用いただけるよう掲載しています。※読みやすさのために一部表現を整えています。発言の意図・内容は変えていません。※掲載情報は収録時点のものであり、発言は個人の見解に基づくものです。内容の正確性・最新性を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。ポッドキャスト配信はこちら→Spotify→AmazonMusic→Youtube→ApplePodcastこの記事で学べることウェルビーイング経営の第一線で活躍する株式会社UPDATERの竹蓋 優貴さんが、50社超の取材経験から語る「いい会社」の共通点エンゲージメントスコアを40%→82.5%に改善した株式会社イトーキのオフィス環境改革の具体的な内容ウォーキングイベントで健康・社会貢献・社内交流を同時に実現した、NTTテクノクロス株式会社の実践事例「毎月3,000円の健康補助」など、今日から始められる健康経営の施策アイデアゲスト紹介:株式会社UPDATERのウェルビーイング事業を牽引する竹蓋 優貴さん本エピソードのゲストは、株式会社UPDATER SX事業開発一部部長の竹蓋 優貴(たけぶた ゆうき)さん。ウェルビーイングをテーマにした取り組みを数多く取材するメディア「AIR Lab.JOURNAL」の編集長でもあり、「みんなワークス」などBtoB事業を統括されています。「ギャルが電気を作る」という原体験から、ウェルビーイングへ髙瀬さん:それでは私から簡単に竹蓋さんの経歴についてご紹介したいと思います。2012年ビープラッツ株式会社にてボーカロイド事業を担当され、2013年みんな電力株式会社(現:株式会社UPDATER)にご入社され、みんな電力、TADORi、Shift Cなど主にBtoC事業の立ち上げと推進を担当されておりました。2024年よりみんなワークス、みんなEXPOビズなどBtoB事業を統括されているってことですね。まずは竹蓋さんのご自身のキャリアから聞いていきたいんですが、どんな背景で今のウェルビーイングの領域にたどり着いたかなど教えていただけますか?竹蓋さん:実は私、この株式会社UPDATER(当時:みんな電力株式会社)の最初の社員として2013年に入社しまして、もともと前職、先ほどご紹介いただいた会社で、ボーカロイドっていう音声の合成技術でキャラクターが歌うっていうソフトの公式ショップのお姉さんみたいなことをしていたんですが、もともと私自身がすごく誰か作家さんが作ったとか、作曲家さんが作った何かコンテンツを皆様にお届けして喜んでもらうっていうのがすごく喜びを感じるなと。そのときに感じていたんですね。で、株式会社UPDATER、当時はみんな電力株式会社という名前でしたが、そのとき代表を立ち上げたばかりの代表の大石に出会って、大石が変なことを言い始めたんですね。ギャルが電気を作るんだよと。髙瀬さん:ギャルですか?竹蓋さん:ギャルってどういうことですか?って言ったら、当時携帯バッテリーに太陽光パネルが付いた商品をみんな電力が作って販売しようとしていたんですが、それでギャルの子たちがそのバッテリーをラインストーンでデコって、みんなで電気作ろうっていう、そういうプロジェクトをやっていたんですよ。で、ギャルでもおじいちゃんおばあちゃんでも子供でも、みんな電気って作れるんだよ。それを買えたら面白いよねっていう、ちょっと運動というか変な取り組みをしていて、何だこの面白い会社はと。で、確かにこのギャルの子たちが電気作れたらみんな面白く買ってくれるよなって、楽しく日々の電気使えるよなというところに非常に魅力を感じて転職を決めたという。当初、実はそんなギャルがきっかけだったんですけど、そこからいろいろ先ほどご紹介いただいた、みんな電力の顔の見える日本中の生産者さんの再生可能エネルギーをお届けするっていう、しっかりした事業が育ってきて、そこから次はTADORiっていう顔の見えるいろいろな生産者さんのモノをお届けするECショップを手がけさせていただいたりとか、さらに他にもシフトして、一昨年ですかね、2024年、23年に立ち上がったサービスなんですが、これは世界中の6000ブランド超のエシカル度を公開して、皆さんがお買い物するときの参考にしていただこうという評価サイトになるんですが、そういうものも誰かが生み出したものを、ちゃんと透明性をもってお届けするっていう情報を公開しているサイトになっていて、これも全て誰かが作ったものをお届けする。そこの私たちがハブになって、みなさんにいろいろな想いですとか、ワクワクをお届けするっていうところで、すごくやりがいを持ってこれまで取り組んできていたという経歴がまず最初の私のこのUPDATERでのキャリアにありました。で、その後ですね、ずっと社歴としてはBtoC事業っていうところをやってきたんですが、いよいよBtoB事業もやってみないかとお声がけをいただいて。一昨年の冬ですね。今のみんなワークス事業、ちょっと顔を覗かせていただきながら、晴れて昨年みんなワークスの担当責任者というところと、それをお届けする法人様向けのサステナブルなプラットフォームをみんなで技術のところも併せて管轄させていただきながら、今、広く法人の皆様個人の皆様に弊社のサステナブルなサービスをお届けさせていただくっていう役割を担わせていただいています。髙瀬さん:ありがとうございます。すごい幅広い事業展開をされてきていて。今回はウェルビーイングっていうのをテーマにしていきたいなと思っているんですけれども。その中で、ウェルビーイングに特に興味を持ったきっかけとかってありますか?竹蓋さん:これも私の本当に社会人歴の始まって間もない頃の体験がすごくルーツになっているんですが、当時本当に働くことが好きすぎて、本当に寝る時間を削って働きすぎてしまったっていうことがあって。その時にこれ体がもたないし、こんなに好きな仕事だけど、10年、20年続けられないなって結構自分自身悩んでしまったこともあって。そこで株式会社UPDATERのこのみんなワークスっていう事業が、一言でいうとブラック労働をなくそう、いい会社を増やしていこうっていう事業なんですね。そこで、そういう良いサービス、いい事業が広まったら、一生懸命働きたい方も無理せず働けるお手伝いができるんじゃないかっていうところで、すごく私自身の原体験とも重なって、自分ごととして取り組めるようになりました。髙瀬さん:なるほど。一時期に働いて働いて、これ今年の流行語ですよね。竹蓋さん:そうですね、ちょうどですね。エンゲージメントスコア40%→82.5%——株式会社イトーキのオフィス環境改革事例髙瀬さん:メディア編集長今やられてるってことなんですけど、企業のウェルビーイングを見る機会ってたくさんおありになるのかなと思ってるんですが、その中でこれは印象に残っている企業とか取り組みってありますか。竹蓋さん:そうですね、このみんなワークスの一つの取り組みとして、今ご紹介いただいたAIR Lab.JOURNALというメディアを運営しているんですが、このメディアがですね、いい会社さんをご紹介させていただいて、で、他のいい会社になりたい、福利厚生を充実したいといった企業様の参考になればというところでいろいろ取材をさせていただいています。その中で私が約50社くらい、直近ですと取材させてもらっているんですが、一つ印象に残った企業さんをご紹介させていただくと、株式会社イトーキさん。オフィスのいろいろなアイテムを取り扱っている会社さんなんですが、最近オフィス環境を手がける事業も始められていて、イトーキさんがまさにそれを自社で最初に体現されているっていう事例がすごく素敵だったんですね。ワークプレイスをデザインするっていうテーマで、すごく働きやすさをしっかり設計して、みなさんの空間も含めて、そして交流も含めて、働きやすさ、パフォーマンス、最大限にアップさせるっていうところで、すごく設計されて取り組まれているんですが、その会社さん何が素晴らしいかっていうと、本当にその取り組みによってですね、この会社で働いていてよかったですか?っていう数値がみるみる従業員の皆さんご自身がアップされたっていう数値でも体現されているっていうところが結構取材をしていてびっくりしたところでした。実際の数字をちょっとご紹介させていただくと、2019年、イトーキさん曰く業績が厳しかった時代とおっしゃっているんですが、エンゲージメントスコアって自社に誇りを持っているかっていうところ、40%くらいだったそうなんですよ。で、半分以下の方が非常に危うい状況だった中で、このオフィス投資だったり、しっかりメンバーの教育っていうところも力を入れて取り組まれて、健康経営なども認定取得されてっていうところ、本当に攻めの姿勢をそこから持たれたということだったんですけど、エンゲージメントがそこからみるみるアップして、2024年には過去最高の82.5%というところで、もう8割超の方がもう一気に自社に誇りを持てる状況に急速に改善されたっていうところは、本当に私たちも見習いたい、勉強させていただくところが多かったなと。オフィス環境が本当にデザインも素敵な、いるだけで幸せになる環境も相まって、本当に羨ましいなと思った事例でした。髙瀬さん:すごいエンゲージメントがアップされていて驚きなんですけれども、働きやすい環境って具体的にはどんな環境になるんですか?竹蓋さん:そうですね。人数によってコミュニケーションされる、デザインを変えられたという事例も例えばあって、少人数のミーティングに最適なエリアをつくったりとか、一人で集中して専念できるエリアとか、本当に働き方に応じたオフィスのデザインっていうところを、工夫を凝らされたっていうところが大きいようですね。髙瀬さん:なるほど。スペース。竹蓋さん:そうですね。生産性っていう観点で仕事を軸にされながら、そこをパフォーマンスを上げられるような空間デザインっていうところなのかなと。髙瀬さん:なるほど。ありがとうございます。ウェルビーイング経営が「うまくいく企業」の共通点2つ髙瀬さん:そういった取り組みを行う中で、課題やちょっと難しい点など何かお聞きできますか?何か実際に取り組みたいなと思ってる企業さんたくさんあると思うんですけど、なかなかやっぱりうちの会社もそこまでできてなかったりするので、どんな課題があるとか、もしあれば教えていただきたい。竹蓋さん:そうですね。今、例えばイトーキさんの事例でご紹介させていただいたのは、すごく経営としても協力体制があって、すごく攻めの取り組みの事例ではあるんですが、本当にいろいろ状況が異なる企業さんで、ひとつ参考になるかなと思ったのが、他の企業さんの取材を行っていてもですね、うまくいっている企業さん、共通点2つあるかなと私自身は感じていて、一つが取り組むメンバーの風通しと関係性がすごくいいんですね。もう関係性がしっかりできていることで、本当に必要なことを適切に会話できる社長と、一般の従業員の方でもすごく忌憚のない意見を言えるようなコミュニケーションがとれていたりとか、組織としてもしっかり一つの目標を共通認識持って、これ大事だよねって言える環境があると、すごく皆さんどんどんやりたいことを前に進めていける環境があるのかなと感じていました。あとはしっかり取り組むっていうところでいうと、割とこれは決断なのかなと思うんですが、これをやるって決めたら結構ちゃんと予算をこれだけは取るっていうところで実現されて、その予算の中でしっかり1個でもやり切ろうっていうところを実現されている企業さんが多い印象でした。その施策でいうと、おもしろネタも結構あったりしてですね。ひとつ健康経営の事例でいうと、毎月3,000円は健康っていうところにつながるのであれば、なんでも使っていいよっていう補助制度ですかね。なのでサウナに行ったりとか、ジムに行ったりとか、映画を見に行くっていうところもリフレッシュっていうところで柔軟に使われている従業員さんがいる企業さんとかもいたりしました。髙瀬さん:なるほど。ありがとうございます。やっぱり経営層と従業員の風通しの良さとか、そういったことが重要になってきているっていうところですかね。ありがとうございます。ウォーキングイベントが生む「歩数×社会貢献×社内交流」の三重効果髙瀬さん:他にも事例があれば教えていただきたいんですが、何かありますか?竹蓋さん:そうですね。色々な企業様の取材をしている中で、結構健康経営に最近取り組まれている企業さんは特に力を入れられている印象がすごく大きくてですね、色々私も注目して聞いていたんですが、皆さん年齢もバラバラな企業さんの中で共通しておっしゃるのが、ウォーキングイベントやってますっていうのがすごく印象的でした。おおよそ月何歩目指しましょうっていうところで、できる範囲で皆さん歩かれて健康向上に努められているんですが、その時のインセンティブが面白いんですよ。何歩行くとリフト券がもらえるよというインセンティブとか、チーム対抗戦でこんな美味しいものが貰えるよとか、色々皆さんが喜ばれる報酬っていうのを考えるのは、すごく健康経営の主管メンバーには楽しい取り組みだったとお聞きしています。もう一つ特徴的だったのが、歩くことで社会貢献につながるっていう企画を出されている企業さんもいらっしゃって。NTTグループのNTTテクノクロス株式会社さんの事例なんですが、歩いた分、元々その報酬に使おうと思っていた予算を寄付金に回されると言う取り組みで、非常にそこは社員さんの協力が大きく現れたっていうところで、直近ですと能登の被災地に寄付として運動靴をプレゼントされたっていうところで、すごく現地の方にも喜んでいただいたという事例をお聞きしました。素晴らしいなと私自身も思って、ぜひ皆さんにも知ってもらいたいなと思った事例です。髙瀬さん:そうですよね。テレワークが進んでいる中で、なかなか歩くっていう時間が減っているのかなって思うんですけど、何か万歩計か何か共通でつけられてたりするんですか?竹蓋さん:そうですね。万歩計もしくはアプリで管理できるものがあるようなので、そちらを活用されているようです。髙瀬さん:連携されて歩数を管理している。なるほど。そうなんですね。何かインセンティブがあるってなると、楽しく歩かれたりとか、皆さん結構参加される従業員の方も多いんですか?割合としては。竹蓋さん:そうですね、かなり年齢層も幅広く、皆さんもご参加されているようで、あと一番良かったと皆さんがおっしゃるのが、普段交流のない従業員の方とも会話のきっかけが生まれたとか、一緒に歩く機会が生まれたとか、そういうところでのメンバーのネットワーク強化っていうところはすごく目に見えて皆さん良かったとおっしゃっている事例になります。髙瀬さん:実際にじゃあその心の面も体の面も結構体調が皆さん良くなってそうで、本当、ザ健康経営というところなんですかね。なるほど。ありがとうございます。竹蓋さん:色々できることは多いと思うのですが、歩くってやっぱり誰でもできる一番基本な取り組みかなと思うので、そこはハードル低く、まだやったことのない企業さんも取り組んでいただける一つの取り組みなのかなと思います。髙瀬さん:そうですね。空いた時間で、自分でできそうなので、取り組みやすいかなと思います。まとめ髙瀬さん:今日は竹蓋さんの経歴について詳しくお伺いさせていただきましたが、実際の取り組みの部分でイトーキさんの取り組みなどすごく参考になった点がたくさんありました。人数によってスペースを整えるということで、仕事の効率度を上げたりとか、モチベーションが上がることによって、エンゲージメントっていうのがここまで高まるんだなっていうのが改めて感じて、実際に我々も少しずつ始めていきたいなって思いました。今日はありがとうございました。次回は具体的に働く方々から相談を取り上げてお話をしていきたいと思います。では今回はここまでで、次回の配信でまたお会いしましょう。採用ブランディング・ポッドキャスト制作のご相談はStitchへヒトバタラジオは、採用広報・企業ブランディングに取り組む株式会社Stitchが制作しています。採用サイト制作・採用ブランディング支援「応募数が集まらず採用戦略を見直したい」「自社の魅力が言語化できない」「採用広報やコンテンツ制作に手が回らない」そんなお悩みに対して、採用戦略・採用広報・制作まで一貫して伴走可能な体制でご支援します。→ 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