「ヒトバタラジオ」は、株式会社ステッチが運営するポッドキャストです。採用・人材育成・組織づくりを専門とするキャリアコンサルタント・高瀬がパーソナリティを務め、各分野の実務家をゲストにお招きして、採用・組織・働くことにまつわるリアルな声をお届けしています。※本記事は、収録内容を文字起こしして記事化したものです。音声が聞きづらい環境の方や聴覚に障がいのある方にも内容をお届けするため、またテキストで読み返したい方にもご活用いただけるよう掲載しています。※読みやすさのために一部表現を整えています。発言の意図・内容は変えていません。※掲載情報は収録時点のものであり、発言は個人の見解に基づくものです。内容の正確性・最新性を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。ポッドキャスト配信はこちら→Spotify→AmazonMusic→Youtube→ApplePodcastこの記事で学べること急成長中の組織でメンバーが疲弊しないための「余白の設計」の考え方Slackのスタンプ一つで始められる、メンバーの状態可視化の仕組みマネージャーが「やらないことを決める」ための具体的なアプローチウェルビーイングの実践は「大きな投資なしに、今日から始められる」という視点ゲスト紹介:株式会社UPDATERのウェルビーイング事業を牽引する竹蓋 優貴さん本エピソードのゲストは、株式会社UPDATER SX事業開発一部部長の竹蓋 優貴(たけぶた ゆうき)さん。ウェルビーイングをテーマにした取り組みを数多く取材するメディア「AIR Lab.JOURNAL」の編集長でもあり、「みんなワークス」などBtoB事業を統括されています。ウェルビーイングの土台は「日常の小さな習慣」から髙瀬さん:今回の本題に入る前に少し伺ってみたいんですが、最近これをやると気持ちが整うなみたいな小さな習慣ってありますか。ちなみに私は最近ほんとタイムリーなんですけど、ホットヨガを12月から始めまして。気持ちが整うんですよね。やっぱりあったまって汗が出て、ずっと体を動かしてなかったので、ちょっと体の伸びを感じながら、夜にやっているんですけど、その後すぐぐっすり寝れたりとか、スマホを見る時間が減ったんですよね。ホットヨガの中に持ち込めないので。何か竹蓋さんそういう習慣ってあったりしますか?竹蓋さん:すごく今奇遇だなと思ったんですが、私も最近夜の筋トレにハマっていて、スクワット100回とか。髙瀬さん:100回もされるんですか。竹蓋さん:はい。みるみる体がバキバキになっていくのが楽しいというので、すごく体を動かすのが気持ちいいなというのが今のブームです。髙瀬さん:筋トレはいつからやられてるんですか?竹蓋さん:2ヶ月くらいですかね。髙瀬さん:もうじゃあ結構バキバキに仕上がってらっしゃるんですか。竹蓋さん:そうですね。仕上がってきました。お陰様で。髙瀬さん:他にも朝起きて仕事の前に何か行っていることとか、どんな時間過ごされてるとかありますか。竹蓋さん:そうですね、今もう一つ香りにハマっていて、例えば古い木のヒノキの節から生まれた天然のオイル。これを手首とかに塗ってヒノキの香りに癒されたりとか。あとは山形県のしなの木っていう昔からある木の花のハーブティーがすごく柔らかくていい香りで、それを朝飲むとすごくほっと一息つけて癒しの時間になったり楽しんでます。髙瀬さん:いいですね。私もエッセンシャルオイルっていうんですかね、ラベンダーの、よく持ち歩いてて、ちょっと気持ちがイラっとした時に嗅ぐといいって言われていて、モヤモヤした時とか、ちょっと頭がいっぱいになってきた瞬間とかに嗅ぐようにするとリラックスするよって聞いて、やっぱ香りの効果ってすごいありますよね。竹蓋さん:すごくわかります。私もリフレッシュしたい時にこのヒノキの香りがすごく生きてるなと思うので、本当に使い分けは香りってすごく強い力持ってるなと思います。髙瀬さん:何か働いている時にずっと仕事をしてっていうタイプだったってことなんですけど、その時はやっぱりそういった香りを取り入れたりとかっていうことはその時からあったんですか?竹蓋さん:そうですね。ハーブティもちょっと変わり種で、不思議な香りを嗅いで気持ちをリセットしたりとか、結構香りはずっと私の身近にあったかもしれないです。今日の相談:急成長中の組織で、人を消耗させないためにはどうすればいい?髙瀬さん:早速ここからは相談を読んでいきたいんですけれども。情報通信業、従業員規模が100名から300名の管理職の方からいただいております。「SaaSプロダクト開発会社の開発部門、40名程度のマネージャーをしています。会社は急成長しており、人も増えていますが、最近メンバーの疲弊感や心理的に張り詰めたムードが気になっています。組織としてウェルビーイングや働きがいを重視したいと思うのですが、現場では納期、業務量、責任の方が優先され、なかなか余白をつけられずにいます。組織として成長しながらも、人が消耗しない状態の両立をしている例などがあれば教えて欲しいです。」いかがでしょうか。竹蓋さん:ありがとうございます。この方は管理職の方ということで、多分経営層と現場との間ですごくご苦労されているのかなと思いながらお悩み拝見しておりました。私がAIR Lab.JOURNALで色々な企業様の経営の事例を見させていただいたりとか、自社で取り組んでいる色々な工夫の中でご参考になればと思って、今日3つポイントをご紹介させていただければと思います。処方箋①:「余白」を工程に組み込む——休むためでなく、整えるために竹蓋さん:1つ目ですね。こちらの方は非常に余白を作れずにいるというところで、本当にずっとマラソンをしているような苦しい状況かなと思うのですが、一つもうここは思い切って、余白も業務の一部として設計するのはありなのかもなと思いました。大体の方って、時間ができたら余白を作ろうかなと思う方多いのかなと思っているんですが、成功している企業さんって余白をもう制度ではなくて工程に組み込まれているなっていう印象がすごくあります。ある企業様ですと、開発の時にもうメンテナンススプリントっていう形で、もうこの1週間はもう改善だけに使う週にしようとか、この日は振り返りをする週にしようとか、本当に決断をしてしまう。そうすると逆に次の攻めの開発の時に効率が上がったりとか、生産性が上がったりとか、そういう良い効果もあるということを聞いたことがあるので、ぜひ余白を業務に組み込むっていうところは一つ工夫としてできるのかなと思います。なので、休むっていうことじゃなくて、整えるための余白と考えてプロセス化して、皆さんの心理的負担を下げるということに役立つのかなと思います。髙瀬さん:余白は業務として作るっていうのがとても印象的だったんですけど、実際に取り組まれてる企業さんのハードルですとか、従業員の方に業務として作ってねと言ってもなかなか浸透しなかったり結局みんな頑張って働いてしまうことって多いのかなと思うんですけど、会社としてアナウンスをするとか、どうすれば皆さんが業務として捉えてくれるなど、何かポイントありますか。竹蓋さん:そうですね。やっぱり全社で一斉にそういう方針を導入するっていうのはなかなか難しいと思うので、まずは小さい範囲でもいいので、お一人、そのマネージャーの方のチームなど、成功事例を作ってみるっていうところが一つ有効かなと思ってます。その中でも1週間まるっと例えば余白を作るっていうのは、さすがにいきなりだと難しいと思うので、例えば水曜日の午後2時間だけ振り返りの時間に充てようとか、本当にミニマムな時間からのトライでもいいと思うので、どんどんそれを皆さんのチームに根付かせていくっていうところをまずは意識されるとうまくいくのかなと思います。処方箋②:Slackのスタンプ一つで「メンバーの状態」を可視化する竹蓋さん:もう一つが、開発系の企業さんに同じく取材に行った時に、これは面白いなと思った事例なんですが、皆さんのテンションとか負担を可視化するっていうのが一つ工夫としてはできるのかなと思っていて。その会社さんはですね、週一回Slackでスタンプだけでいいので、今の状態をぽんとポストしてねと言う、ニッコリマークなのか、泣いてるマークなのか。それで、そのお一人お一人の状況をマネージャーの方が気軽に確認できるっていうところを工夫として取り入れていらっしゃいました。大体苦しい状況って、おひとりお一人個人の感覚で苦しいなとか、そういうところで抱え込んでしまうっていうところがあるんですが、マネージャーの方がそういう気軽なニッコリマークなのか、泣いているマークなのかで、全体の組織のバランスを把握するくらいに留めておくと、本当に全体感まずは把握して、じゃあどうしたらいいのかって、次の一歩がしっかり仕組みとして見えるっていうところにつなげていけるのかなと。従業員の働く側のスタッフの方もですね、ちゃんと自分の状況をお知らせできているっていうところで、心理的な安全性も上がることに繋がるのかなというところで、張り詰めムードが全体として和らいでいく、役に立つのかなと思います。髙瀬さん:Slackで簡単にテンションを送れるってこれもすぐできるなと思ったんですけど、例えば悲しいマークが部下から来てしまった時にマネージャーさんが逆に今度気を使いすぎてしまうとか、そちらに負担があるのかなっていうところもちょっと懸念してしまうんですけど、そういったところをカバーするポイントとしては何かありますか?竹蓋さん:そうですね。やっぱりお一人お一人に寄り添いすぎると、マネージャーさん、特にこのご相談された方の会社さんの規模ですと、かなり負荷が大きくなってしまうので、まずは本当に大枠として状態を把握するっていうところを次の1歩目に意識されるといいのかなと思います。例えば1ヶ月単位、3ヶ月単位とかで、この自分のチーム泣いてるマークが多すぎるってなると、じゃあこのチームは今結構負荷がかかっているって見える化できていることになるので、それを上長に掛け合ったりとか、経営層に掛け合ったりとか、そのためのネタとして活用する意識くらいでもいいのかなと思います。処方箋③:「やらないこと」を一つ決める——タスクを見える化して曖昧さをなくす竹蓋さん:最後がですね、こちら私自身も意識して取り組んでいることなんですが、仕事の優先順位を揃える中でですね、やらないことを1個でもいいから決めるっていうところがすごく自分自身役立っている感じがします。やっぱり疲弊している組織って仕事が多いからしんどいんじゃなくて、なぜやるのか分からないタスクがとにかく多いっていう事例をすごく聞くんですよ。なので、そこは思い切って整理をしてしまう。そこはマネージャーの方ですとか、現場のスタッフの方ができるだけコミュニケーションをとって、もうここだけはもう諦めていいよねとか、やらないでいいよねっていうのを思い切って決めてしまうことで、じゃあ他のことに目を向けようっていう、一歩前進できる状況になっていくのかなと思います。髙瀬さん:やらないことの判断って結構難しいなと思っていて、これもちょっとまたマネージャーさんが負担になる部分なのかなと思うんですけど、もうちょっとポイントがあればお話を伺いたいなと思ってるんですが。竹蓋さん:そうですね。例えば私が担当していたりとか、取材先でお聞きしていた中で、一つ具体例としてご紹介できるとしたら、一つ一つのタスクの優先度とか、かかる負荷とか、それを一覧に箇条書きにして一覧で見える化するっていうのは優先順位を決める上でもすごく分かりやすいのかなと思ってます。負荷がかかり過ぎて、かつ効果が低いもの、優先度が低いものっていうのは、どうしてもやらなくていいという、みんなに見える化できることになりますので。髙瀬さん:なるほど、分かりやすくリスト化して見える化しておくことが大事ってことですね。竹蓋さん:そうですね。これってやっぱりメンバーお一人お一人頑張っていて、皆さん自分が抱え込んでなんとかやりきろうって思ってしまいがちなんですが、曖昧な状況が多分それを生んでいるって一つの理由になっているかなと思うので、そこも曖昧にしないっていうところをコツにするといいのかなと思います。まとめ:3つの処方箋は今日から着手できる髙瀬さん:ここまで3つのポイントに分けてお話を伺いましたが、最後、振り返りとして簡単に3つのポイント再度お伺いできますか?竹蓋さん:はい、ありがとうございました。やっぱりこういったお悩みを寄せていただける方ですとか、企業さんって恐らく本当に成長をされている企業さんなのかなとお読みしていたんですが、そういう企業さんほどメンバーお一人お一人が疲弊してしまう。それは自然なことだと思うんですね。その中でただ何とか根性で乗り切るだけではやっぱり続かなくなってしまうので、そこを先ほどの3つのポイントですね。まず余白をしっかり工程に組み込む意識をまずは持ってみるっていうところと、あとは皆さんの負荷をしっかりデータ、気軽なスタンプでもいいのでそれで把握してみるということと、あとは経営層ですとか、現場でやらないことっていうのを思い切って決めてしまうというところで、それを丁寧に実践することで状況は改善していくのかなとこれまでのいろいろな企業さんの事例で私自身は感じています。どれも大掛かりな投資することはなく、すぐに着手できる部分はあるかなと思うので、ぜひトライしてみていただけたらいいかなと思います。髙瀬さん:ありがとうございました。ちょっと小さいことから、コツコツとできるところから取り組みができればいいのかなというふうに思いました。採用ブランディング・ポッドキャスト制作のご相談はStitchへヒトバタラジオは、採用広報・企業ブランディングに取り組む株式会社Stitchが制作しています。採用サイト制作・採用ブランディング支援「応募数が集まらず採用戦略を見直したい」「自社の魅力が言語化できない」「採用広報やコンテンツ制作に手が回らない」そんなお悩みに対して、採用戦略・採用広報・制作まで一貫して伴走可能な体制でご支援します。→ 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