2026年5月に「一般社団法人ミライノお米推進協会」を設立しました。ドローンとデータの力で、これからお米づくりに挑戦する人が増える環境をつくっていきます。なぜ、お米づくりなのかきっかけは、長野県安曇野市でお米づくりをしている農家さんとの出会いでした。元システムエンジニアという経歴を持ち、「農業ももっと変えられる」という発想でドローンを使った稲作に取り組んでいる方です。日本の稲作はいま、大きな転換点に立っています。生産者の平均年齢は71歳を超え、今後5〜10年で離農が急増すると言われています。担い手が減れば、田んぼが減り、地域の風景も変わってしまう。そんな危機感から、「新しくお米づくりを始める人を増やそう」という協会の活動が始まりました。稲作の「参入しにくさ」をなくしたいお米づくりには、田植えの約1か月前からビニールハウスで苗を育て、毎日何度も水やりをするなど、体力に頼る作業が少なくありません。この重労働が、若い世代や女性、未経験の方にとっての参入障壁になっています。そこで協会では、次の2つの取り組みを進めています。1. ドローンを活用したお米づくり種まきや消毒などの作業にドローンを使い、育苗や田植えの工程が要らない「直播(じかまき)」に取り組んでいます。2026年5月15日に行った直播では、1.5haの圃場をおよそ2時間で完了。5月23日には発芽も確認できました。従来の方法と比べて、作業時間は約60%の削減を見込んでいます。大型機械が入りにくい小規模な農地にも柔軟に対応できるため、地域ごとの田んぼに合った稲作が可能になります。2. 農法の「レシピ化」土壌や気温、水管理、収量などをデータ化し、これまで個人の経験に頼ってきた農法を「見える化」します。誰でも再現しやすい栽培モデルをつくることで、未経験からでもお米づくりに挑戦しやすい環境をめざします。詳しい内容は、今後あらためてお伝えしていきます。ステッチがこの活動に取り組む理由ステッチは、デジタルやAIの活用が進む時代だからこそ、人の温もりや感情、共感といったエモーショナルな価値を大切にしてきました。テクノロジーで負担を減らしながら、人の想いが受け継がれていく。お米づくりという営みと、ステッチが大切にしている「ヒトハダ」の考え方には、通じるものがあると感じています。100年後へ、お米をつなぐ協会がめざすのは、個人の取り組みにとどまらず、地域や企業、大学、自治体とも連携できる形です。未経験の方や女性、若い世代でも挑戦しやすい環境を整え、次の世代が主体となってお米づくりを続けていける未来をつくっていきます。活動への協賛・ご支援のご相談も、公式サイトのお問い合わせからお待ちしています。一般社団法人ミライノお米推進協会