株式会社ステッチは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が2026年8月4日より運用を開始したAIガバナンス第三者認証制度「C認証(AI Governance Core Certification)」において、2026年8月4日付で先行認証取得企業となりました。あわせて社内規程『AI開発・導入基本規程』を制定し、AIの安全な活用と活用推進を両立する体制を整備しています。■ C認証(AI Governance Core Certification)についてC認証は、JDLAが2026年8月4日より運用を開始した認証制度で、認証基準への適合をJDLAが第三者として認証するものです。AIそのものの性能を認証するものではなく、AIの適切な活用に向けた社内ルール・組織体制・リスク管理の仕組み、すなわち企業の「AIガバナンス体制」を認証の対象としています。■ 取得の背景生成AIをはじめとするAIの業務活用が急速に広がる一方で、誤情報の生成、著作権侵害、情報漏洩といったリスクに対応する運用ルールや管理体制の整備は、多くの企業で追いついていません。当社においても、AI活用を全社的に進めるうえで、リスクを統制しながら活用を広げるための土台づくりが課題となっていました。こうした中、JDLAよりAIガバナンスに関する新たな認証制度としてC認証を開始する旨の案内を受け、制度の趣旨が当社の課題認識と合致していたことから、取得に向けた取り組みを開始しました。■ 取得に向けた取り組み当社は、AI活用に伴うリスクを統制・管理する体制を構築するため、2026年7月15日に社内規程『AI開発・導入基本規程』を制定しました(施行日:2026年8月17日)。本規程では、経済産業省および総務省が策定した「AI事業者ガイドライン」の基本理念および共通指針を踏まえ、以下を定めています。組織体制:AIリスク管理体制の運用責任者として「AI統括責任者」を設置リスクアセスメント/インパクトアセスメント:AIの利用がもたらす潜在的な悪影響、および個人・社会への影響を定期的に評価し、結果を文書化のうえ、優先度に応じた軽減措置を実施AIの一元管理:業務で利用するAIを管理台帳に登録し、全社の利用状況を一元的に把握導入・開発に係る事前承認:AIを導入する場合は導入企画段階とデプロイ(本番環境移行)段階、AIを開発する場合は開発着手段階とリリース段階で、それぞれAI統括責任者の承認を必須化あわせて、AI統括責任者として当社執行役員の宮田 雄斗を選任し、規程の運用体制を整備しました。これらの整備状況について先行審査を受け、今回の認証取得に至りました。■ AI統括責任者コメントAIの活用は、いまや一部の担当者だけの話ではなく、全社員が日常業務で向き合うテーマになっています。だからこそ、「使ってよいのか分からないから使わない」「よく分からないまま使ってしまう」という状態をなくしたいと考えていました。C認証の取得および『AI開発・導入基本規程』の制定は、AIの利用を制限するためのものではありません。何をどこまで安全に使えるのかを明確にし、安心して活用を広げるための基盤づくりとして取り組みました。当社は、顧客体験(CX)事業、キャリア育成支援事業、地域価値共創事業などのいずれにおいてもAIの活用を進めています。今回整備した体制を土台に、安全性と有効活用を両立したAI活用を、社内はもとよりお客さまへの支援においても推進してまいります。(株式会社ステッチ 執行役員/AI統括責任者 宮田 雄斗)■ 今後の取り組み当社は、2026年8月17日の『AI開発・導入基本規程』施行にあわせ、AIの導入・開発時における申請・審査・承認フローの全社運用を開始します。対象は業務で利用・開発するAI全般で、生成AIに限らず、AI機能が組み込まれたSaaSも含みます。また、年1回の定期的なリスクアセスメントを通じて、利用中のAIのリスクを継続的に見直し、対応策を更新していきます。加えて、当社が支援するお客さまに対しても、AI活用の伴走支援やデジタル人材育成の取り組みを通じて、安全なAI活用の広がりに貢献してまいります。■参考リンクC認証詳細情報(JDLA公式):https://www.jdla.org/ai-governance/certification/JDLAプレスリリース「AIガバナンス第三者認証制度を創設 『C認証(AI Governance Core Certification)』を8月4日から運用開始」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000270.000028865.html